足の研究所 オーナートレーナー
■東京生まれ東京育ち沖縄在住5年目(2019年現在)
■得意分野は足(foot)から作る美姿勢美脚プログラム
■早稲田大学 人間科学部 健康福祉学科
■NESTA PFT(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会 パーソナルフィットネストレーナー)
■Japan Proportion Training Association ウォーキングインストラクター
■Body Code System in Italy認定 MasterStretchR マスターストレッチ トレーナー
■Master Mind Personal Conditioning Specialist BASIC/ADVANCEコース修了
■Educate Movement Institute Core Power Yoga
■NASYU INSOLE BASIC MEISTER
■TRX STCインストラクター
■日本赤十字社 救急法基礎講習修了 他
こんにちは。足の研究所 オーナートレーナーのミナミと申します。
私は元々生まれ育ちは東京で、沖縄に移住してから5年が経ちました(2019年現在)。
私は現在沖縄県那覇市でstudio kinariというパーソナルトレーニングスタジオの代表として、主に「下半身」を中心とした体作りのお手伝いをさせて頂いています。
東京から沖縄に来てトレーナーという仕事をさせて頂いていると、沖縄という地域に住んでいる方々の下半身が如何に弱いかを感じます。
その理由として挙げられるのは、やはり沖縄特有の「車社会」による「歩行不足」が主な理由と考えていますが、お話を聞いていると一日で実際に歩く距離は「家から駐車場まで」という方も決して少なくないようです。
そして、そのような要因も含めて下半身の筋力の低下はもちろん、脚だけでなく「足」の機能低下も多くの方に見られます。
私たち人間の体というのは、「環境適応」によって今の体になってきたという側面があります。
つまり、「必要だから発達してきた」ということです。
逆に言えば、「必要で無くなれば失われていく」ものもあるということです。その一つが「足」です。
私たちの祖先まで遡れば、当然靴は履いていませんし、地面もアスファルトで覆われていません。
ですので、舗装されていないデコボコの地面を素足で歩いていたわけですが、それを可能にするためには「足の指」の力が必要になります。
特に沖縄の方であれば、砂浜を歩いたり走ったりするときには足の指で砂浜を掴んで前に進んでいく感覚を感じたことがある方も多いのではないでしょうか。
つまり、近代化が進む以前は、「歩く」という動作をするためには足の指の力が必要だったわけです。しかし、現代は足の指を使わなくても歩けるようになりました。
地面はアスファルトで舗装され、高機能な靴を履き、さらに自動車に乗ることで足の機能を使わなくても移動することが出来るようになりました。
ですので、我々は「現代に生きているだけで足が崩れていく」という環境に暮らしています。
私たちの足の骨というのは片方で28個、両方の足で合計56個存在します。これは全身の骨が206個ですので約4分の1の数に相当します。
体積的にはごく一部の足ですが、骨の数はそれだけ多いんですね。そして、その多くの骨を繋いでいるのが足の筋肉であり、これらの筋肉が弱くなるということは足の骨格が崩れるということです。
ところで、皆さんの体を支えているのはどこでしょうか?これが足です。唯一地面と接地し、全体重をこれまでずっと支えてくれています。つまり、体の土台です。
家も土台が崩れてしまえば、どれだけ屋根や窓を直しても根本解決にならないように、体も同じです。
膝や腰、肩に至るまで、土台である「足」が崩れているから影響を受けて痛みを生じている方がとても多いのです。
ですので、体を鍛えたりマッサージに行くことももちろん大事ですが、まずは土台である「足」から見直すことが必要となります。
上記を読んで頂くと我々は「足」から考え直さなければならないことがお分かりになるかと思いますが、日本ではこの足の分野は外国に比べると遅れを取っており、まだまだ語れる人間が多くありません。
ですので、私はこの足の研究所で「足」をケアすることの重要性、足についての知識を多くの方に提供して、皆さまの健康に貢献出来ればと考えています。
是非、皆さまの足についてのお悩みを話に来てください。カウンセリングを受けるだけでも、ご自身の足の状態がどのようになっているのかを知り、今後の生活を見直すきっかけになるかと思います。
ミナミ ヨシト